震災から10年
あの日から10年が経ってしまいました。
当時のできごとについてはブログのカテゴリー「東日本大震災」に記録してあるのでそちらをさかのぼってご覧ください。
自身の経験談をいつかマンガに描きたい…と思いつつも、実現できないまま10年が経ち、記憶がだいぶ薄れてしまいました。
でも日記に残しておいたおかげで、読み返すと思い出すことができます。
もし「原稿料出すからうちで描かないか?」という出版社さん等ございましたらご連絡ください。
そういえば10年前、震災をテーマに創作プロット1本書いたのですが、「読んでて辛すぎる。エンタメではない。うちでは載せられない」などという理由で没にされてしまったこともあったなぁ。
災害時に使えるようなLINEスタンプを作りたいとかも思ってたのですが、これも実現できないまま。
いつ作れるのかなー…。
できなかったこともあるけれど、できたこともあります。
3/11を忘れない。みんな一書カレンダー「いっぽ一歩2021」
今年も作品参加してます。
キラコンの時の絵を使いまわしですみません。
「明るい絵だから」と4月のページに載せていただきました。
私のイメージでは5月だったんだけど、まぁいいや。
カレンダー「いっぽ一歩2021」←全ページ閲覧できます。
1000円の寄付でカレンダー1部もらえるそうです。詳しくはリンク先をご覧ください。
東日本大震災の復興支援をしたい方、カレンダー欲しい方、青空瑞希の絵をコレクションしたい方はどうぞ。
10年経って、色々なことが変わったなぁと思います。
震災がきっかけというわけでもないですが。
住んでる家は変わってないけど。
ほぼニートの「漫画家志望者」から漫画やイラストで収入を得る人になれたのは大きいかな。脱・貧乏。
震災後に色々な人と新たに知り合って、親しくなったけど疎遠になったり、疎遠になってた人とまた縁が繋がったり。
10年前から変わらない人間関係もあれば、新たな人間関係も多々。
考え方も変わってきたな、と思います。
私は話すことが苦手だったので、「たくさん喋ってくれる人がいい。そういう人の方が合う!」と長年思ってました。
が、30歳過ぎたあたりからその考えが間違ってたことに気づきました。
その頃、たくさん喋る人と一緒に遊ぶ機会が何度もあったのですが、どうも精神的に疲れてしまうのです。
その人は一人で話続け、私の話にはほぼ耳を傾けることはしないのです。
私は会話のキャッチボールを楽しみたかった。私の話も少しは聞いてほしい、ということに気づきました。
愚痴や自慢を聞くのも時々なら良いけれど、ずっと一方的にそればかりでは疲れてしまう。コメントする隙すらもない。私はなんでここにいるのだろう?
それに気づいて以来、疲れてしまう相手とは距離を置き、私の話にも耳を傾けてくれる人たちと交流するようにしました。
少し生きるのが楽になりました。
お金の使い方も変化しました。
10年前だったら、外食に行っても、食べたい物ではなく「一番安い物」を選んでいたのが、ちゃんと「食べたい物」を選べるようになりました。外食に付き合うたびに感じる生活費への不安と罪悪感が無くなりました。たまの外食くらい好きな物食べよう、ご褒美だ!ぷち贅沢しちゃえ!♪って思えるようになりました。
安いからではなく、本当に欲しいのかどうかで選ぶことが増えました。服とかね。作家さんの作品とかもね。
安物買いの銭失いをすることが減りました。
半額や値引きシールに弱いのは相変わらずですがw食料品だと買っちゃう。
そんな感じです。
これからの10年もまた何かしら変化していくと思いますが、良き変化であればいいなと思います。
JUGEMテーマ:日記・一般
- 2021.03.11 Thursday
- 東日本大震災
- 14:24
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- by 青空瑞希